片桐且元書状 朽木元網宛

長浜出身で豊臣家に仕えた戦国武将・片桐且元(1556―1615)が、同じ近江出身の朽木元綱(1549―1632)に宛てた書状。関ヶ原合戦の後、且元は、豊臣秀頼(1593―1615)の家老・名代として、たびたび駿府(静岡県)に赴き、豊臣家の存続について徳川方と協議を進めていた。本書では、5月17日に駿府に到着し、翌日家康に拝謁、その後同月24日に江戸を訪れ、秀忠に謁見している。年号はないが、『徳川実紀』に慶長15年(1610)5月、且元が家康に拝謁した記録があることから、同年のものとみられる。豊臣方の意向を、徳川方の本多正信(1536―1616)らに伝える旨も記しており、秀頼の家老として忠実に働いていることを実証する史料である。

項目 内容
資料名称 片桐且元書状 朽木元網宛
分野カテゴリ 古文書
時代カテゴリ 江戸時代
員数 1幅
材質技法 紙本墨書
寸法(cm) 縦31.7、横48.2
時代・制作年 (慶長15年⦅1610⦆)5月28日
所蔵 長浜城歴史博物館蔵
登録番号 A264