東福門院消息 徳川家光宛
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徳川幕府2代将軍・徳川秀忠(1579―1632)と浅井三姉妹の三女・江(崇源院、1573―1633)の五女にあたる東福門院(和子、1607―78)が、兄の三代将軍・徳川家光(1604―51)に宛てた年賀状。将軍やその室が息災であることを聞いて安心したことなどが述べられる。散らし書きの流麗な仮名文字で記された消息で、袖(右端)には切封がそのまま残る。東福門院は、江戸幕府初期の不安定な朝幕関係の中で,徳川氏の婚姻政策により、元和6年(1620)、後水尾天皇(1596―1680)の女御として入内した。明正天皇(1623―96)をはじめ、2皇子5皇女を産んだ。
項目 | 内容 |
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資料名称 | 東福門院消息 徳川家光宛 |
分野カテゴリ | 古文書 |
時代カテゴリ | 江戸時代 |
員数 | 1幅 |
材質技法 | 紙本墨書 |
寸法(cm) | 縦45.0、横64.2 |
時代・制作年 | 江戸時代(17世紀) |
所蔵 | 長浜城歴史博物館蔵 |
登録番号 | A291 |