石田三成判物 今井清右衛門尉宛

佐和山城主の石田三成が今井清右衛門尉(生没年不詳)に宛てた文書。年貢収納にあたっての「免相(年貢率)」については、嶋左近・山田上野・四岡帯刀に命じたので、その指示に従って年貢を収納するよう通達する。今井氏は、伊香郡内の三成領の代官を務めていたと推定される。三成は天正19年(1591)に佐和山城主となり、文禄4年(1595)以降に、北近江を与えられた。本書から、豊臣家政権の奉行として多忙を極めていた三成に代わって、家臣の嶋左近(?―1600)らが領知内の政治を行っていたことがうかがえる。軍記物などで武勇が伝えられる左近だが実像は謎が多く、三成の重臣としての姿が確認できる貴重な史料。

項目 内容
資料名称 石田三成判物 今井清右衛門尉宛
分野カテゴリ 古文書
時代カテゴリ 安土桃山時代
員数 1通
材質技法 紙本墨書
寸法(cm) 縦14.2、横43.7
時代・制作年 (慶長元~3年⦅1596~98⦆)8月23日
所蔵 長浜城歴史博物館
登録番号 B1188