北近江豊臣博覧会関連コーナー展示「秀吉をめぐる人々」➁秀吉・秀長兄弟と一門衆

コーナー展示
2026.02.19〜04.24

会期:令和8年(2025)2月19日(木)~4月24日(金)
開催趣旨

 令和8年(2026)1月4日(日)から、ついに大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送が始まりました!秀吉が長浜城主となるのは、まだ先のようですが、3階テーマ展では、長浜城主となった秀吉を支えた家臣団のうち、「一門衆」にスポットを当てます。
 一門衆とは、家臣団のうち養子や叔父など、秀吉の血縁者や親族をまとめたグループを指します。一門衆には、織田信長の五男で秀吉の養子となった羽柴秀勝や、秀吉の妻・ねねの伯父にあたる杉原家次、同じくねねの義兄妹である浅野長吉(のちの浅野長政)がいます。
 本展示では、秀吉と秀長に関する資料とともに、長浜城歴史博物館が収蔵する一門衆の発給文書を紹介します。

 

主な展示資料
 
杉原家次掟書 八幡宮惣中宛 天正3年(1575)3月13日 長濱八幡宮蔵
 
杉原家次掟書 八幡宮惣中宛 天正3年(1575)3月13日 長濱八幡宮蔵

 

 杉原家次が長濱八幡宮に宛てた掟書。秀吉が八幡宮に社領を寄進することや諸役免除を定めたもので、長浜城主であった秀吉に代わって家次が政務にあたっていたことがうかがえる。家次が発給した現存最古の文書として重要な史料である。

 

 


 

 
浅野長吉書状 中井元種宛 (年未詳)12月21日 本館蔵
 
浅野長吉書状 中井元種宛 (年未詳)12月21日 本館蔵

 

 浅野長吉が美濃の地侍である中井元種に宛てた書状。元種から長吉に対する贈り物の礼を述べ、中井家が代々領有していた美濃国江口(現在の岐阜市内)に在陣しているので用件があれば承ることを伝えている。
 長吉は、はじめ織田信長に仕え、秀吉の妻・ねねの義兄妹にあたることから秀吉に仕えるようになり、のちに豊臣政権において五奉行の一人として活躍した。